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島津製作所が血液のみでアルツハイマー病を診断する装置の販売開始

島津製作所が、血液検査でアルツハイマー病の進行具合を診断できる世界初の装置の販売を始めたと発表した。

従来であれば、アルツハイマー病の診断は放射性物質を投与した上で行う陽電子放射断層撮影(PET)や、脊椎(背骨)を隙間を刺して髄液を採取する髄液検査が主流であり、侵襲が大きかったが、この検査は血液のみで診断できるため、診断はより侵襲が小さく簡易にできる可能性がある。

https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20210629_n01/